ブロゼデックスシロップ（Bro-Zedex Syrup）

著者 スワティ・プンド 薬学 博士 スワティ・プンド 薬学 博士 Ph.D.

テルブタリン＋ブロムヘキシン＋グアイフェネシンの作用機序と効果

ブロゼデックスシロップは有効性分「テルブタリン」「ブロムヘキシン」「グアイフェネシン」の3種類を主成分として含有する、去痰剤に分類される医薬品です。鼻や気管の粘液を薄めて咳と共に排出しやすくすることから、ひどい痰を伴う咳を緩和するために使用されます。

咳は、ウイルスやアレルギー物質などの異物を気道から取り除き、肺を守りウイルス感染を防ぐための身体の防衛反応です。
咳にはいくつかの種類あり、単独で乾いた咳が出ることもあれば、粘液や痰を伴う咳もあります。

ブロゼデックスシロップは「グアイフェネシン」「ブロムヘキシン」「テルブタリン」の3種類の有効性分が、痰を伴う咳に対して有効に働きかけます。

・グアイフェネシン：気道液の分泌量を増やし、痰や粘液を薄めて粘度を低下させます。これにより、痰を出しやすくします。

・ブロムヘキシン：グアイフェネシンと同様に気道粘膜の分泌量を増やし、粘液の粘度に関係するタンパク質のムチンを溶解することで痰の粘度を緩め、気管からの排出を助けます。

・テルブタリン：筋肉を緩めて狭くなった気道を広げ、呼吸を楽にしてくれます。

3つの有効成分を組み合わせることにより、ツラい咳の症状を効果的に和らげます。また、涙目、くしゃみ、鼻水、喉の炎症といった症状の緩和にも効果を発揮します。

参照：「成人のせき」MSDマニュアル
硫酸テルブタリン,塩酸ブロムヘキシン,グアイフェネシンの同時的定量を目的とした安定指示HPLC法

テルブタリン＋ブロムヘキシン＋グアイフェネシンの服用方法

ブロゼデックスシロップの服用量は年齢により下記の通り異なります。
服用に関して医師の指示がある場合は、必ず指示に従って服用してください。

〈12歳までの小児〉

1回5mlを食前または食後に服用してください。

〈13歳〜成人〉

1回10mlを食前または食後に服用してください。

ブロゼデックスシロップの個人輸入

インドのヴォックハルト社から提供される本製品は、ジェネリック医薬品です。ベストお薬は、国際基準に準拠した品質が保証されている正規医薬品をお約束します。

※インドの医薬品業界についての詳細は、インドの薬事業界でご覧いただけます。

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テルブタリン＋ブロムヘキシン＋グアイフェネシンの禁忌と副作用について

本剤の禁忌や副作用に関する下記の情報を、ブロゼデックスシロップを服用する前に必ずお読みください。

禁忌

● 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

副作用

ブロゼデックスシロップを服用した際に、下記に示す副作用が起こる可能性があります。

● 神経症状：頭痛、めまい、眠気など
● 消化器症状：吐き気、消化不良、腹部不快感、下痢など
● その他症状：過敏症など

上記の症状や異常が発生した場合、直ちに服用をやめて医療機関にご相談ください。

参照：

テルブタリン：Wikipedia

ブロムヘキシン塩酸塩：医療用医薬品

グアイフェネシン：大正製薬

著者紹介： スワティ・プンド 薬学 博士 スワティ・プンド 薬学 博士は、学術・研究分野での確かな経験と、査読付き科学雑誌での出版、ファイザーなどの大手製薬会社での研究経験を有する薬学博士です。当ウェブサイトのすべてのページで専門知識を監修しています