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性病(性感染症)

 

1. 性病とは?

性行為感染症とは性行為でうつる病気のことを指しますが、一般的な水いぼでさえ性行為で感染してしまうと、性行為感染症に値してしまいます。

一般は性病と呼ばれていますが、カンジダヘルペスなどは性行為のみでなく、体調を崩した女性や子供にも現れる症状でもあります。

性行為で感染する主な症状として、淋病・梅毒・クラミジア・ヘルペスからエイズまでたくさんの種類の症状があります。

こういた症状が現れた場合は、性病科ではなくても産婦人科や内科など、通いやすい正しい知識を持った専門医を受診するようにしましょう。

 

2. 各性病の症状と治療法

性病にも様々な種類がある上、全てにおいて同じ菌が原因で発症するわけではありません。性病感染の経路は、名前の通り性行為によって感染するものですが、血液や粘膜のみで感染するのみが性病ではありません。

次のセクションからは、各種性病について順を追って詳しく見て行くことにしましょう。

 

1) 梅毒

治療薬「ペニシリン」が発見されるまでは、不治の病として恐れられていた病気として知られている症状です。

一般に皮膚や粘膜の小さな傷から菌が侵入することによって感染し、やがて血行性に全身に散布されて、さまざまな症状を引き起こす感染症です。

潜伏期は約3週間とされています。感染部に固いしこりやただれなどの症状が現れ、リンパ筋が腫れてしまいます。放っておくと心臓や血管、脳までもが病魔に犯されてしまう症状です。治療薬としては、抗菌薬(主にペニシリン類)が使用されます。

母子感染の恐れもある症状なので、気になる症状が出た場合は直ちに医師の元で受診しましょう

感染後3週間から3ヶ月の間に症状が現れる期間を、第一梅毒期、感染後3ヶ月を経過した時期を第2梅毒期、感染後3年から10年までを第3期、10年後を第4期と呼びます。

 

2) 淋菌感染症

淋病と呼ばれている症状です。

性行為等の粘膜への接触で感染します。

淋病に感染すると男性は主に尿道炎になり、女性は子宮頸管炎をおこします。潜伏期は2日から1週間とされ、おりものの異変や不正出血などの症状で気づく人もいますが、中には自覚症状がなく、気づかない人もいます。

そのまま気づかないまま症状が進行してしまうと、卵管炎・腹膜炎・肝周囲炎といった病気が発症します。

淋菌に対して有効な抗菌薬を使用しますが、ごく稀に薬剤耐性菌に感染している場合があり、薬の効果が効かないことが問題視されています。

淋菌感染症も、母体より感染する恐れのある症状です。

 

3) 性器クラミジア感染症

クラミジアトラコマティスという病原体が、性的接触などによって感染してしまいます。

男性は排尿時痛などで症状が発覚し、女性がクラミジアに感染した場合、おりものが増えたり不正出血が出たりします。また、生理痛のような痛みが無症状のときも多くなってくるようです。

自覚症状がないままクラミジアの感染を放置すると精巣上体炎や骨盤内炎症疾患などをおこし不妊の原因をつくってしまうこともあるのです。

マクロライド系やニューキノロン系の抗菌薬を治療に使用します。

 

4) 性器ヘルペス

性器ヘルペスは単純ヘルペスウィルス1型(HSV-1)または2型(HSV-2)の感染によって、性器に浅い潰瘍性または水疱性病変を形成する疾患です。

思い当たる行為をした日から5日〜10日で症状が出はじめ、性器のかゆみ、不快感、水泡、びらんなどにより症状が発覚します。

放置しても治る症状ではありますが、再発を繰り返す場合が多いので抗ヘルぺスウィルス薬などを使用し、症状を抑えると良いでしょう。

性器ヘルペスは6〜7割が再発するので、再発対策が重要になります。

ヘルペスの症状が出ていなかったり、病変が小さくてわからない場合でもウィルス活性化している時期はパートナーに感染させる危険性があるので注意が必要です。

 

5) 尖圭コンジローマ

ヒトパピローウィルス6型・11型によって引き起こされ、皮膚や粘膜の微小な傷から侵入し、基底細胞を含む分裂可能な細胞に感染します。性器・肛門周囲などに鶏冠様の腫瘤が現れ、病変部の切除、レーザー、イミキモドクリームなどで症状を改善することができますが、この症状については悪性転化をしてしまう恐れがありますので、放って置かずに必ず受診する必要があります。

尿道や直腸内部にも発生することがあります。 肛門周囲の場合は肛門科での治療になります。

 

6) 膣トリコモナス症

トリコモナスとは、トリコモナス原虫という肉眼では見ることのできない原虫が性器内に入り込み炎症を起こす性病の一種です。

女性は膣内や、子宮頸管、膀胱や尿道に寄生し、おりものの増加、外陰部や膣のかゆみなどの症状が現れます。

男性の場合は、前立腺や精のうに感染し、尿道から膿がでる、軽い排尿痛の症状が現れ、悪化すると尿道炎の他、前立腺炎を発症します。

メトロ二ダゾールなどの治療薬を使用して症状を改善していきます。放置しても治らない症状の1つです。

 

7) 性器カンジダ症

カンジダ属の真菌(しんきん)というカビの一種によって起る性器の感染症です。

外陰部のかゆみとおりものの増加で症状が発覚し、女性に多い症状です。

カンジダの原因は様々あり、風邪や疲労、ストレス、性的感染、ホルモンの変化、糖尿病、皮膚の湿り過ぎなどの他、きつい下着の着用などでも発症します。

抗真菌剤の膣剤軟膏または、経口薬を使用し治療していきます。放置しても治らない症状です。

 

8) HIV(エイズ)

HIVとは「ヒト免疫不全ウイルス」を略した言葉で、体に入ると色々な悪さをするとても恐ろしい性病の1つです。

体を病気から守る免疫の働きが少なくなる為HIVウイルスが体に入ってしまうことで、色々な病気になってしまうことが最も怖い事で知られている症状です。

HIVは体内のTリンパ球やマクロファージに感染し、免疫に必要な細胞を減少させる作用があります。

HIVは症状だけでは判断が難しく、性行為で感染する確率はわずか0.5%未満といわれています。

 

 

HIV PEP療法について

医療事故や、性行為の後の72時間以内に抗レトロウィルス薬の服用を開始し、感染のリスクを下げる予防策のことを指します。

 

9) B型肝炎 

国内でのB型肝炎感染率は、110万〜140万人ともいわれていますが、そのほとんどが母子感染によるものといわれています。

B型肝炎ウイルス(HBV)が、血液や体液を介して感染する肝臓の症状で、一時的な感染と、生涯に渡り感染するものと大きく分かれてきます。

急性B型肝炎の多くは性行為によって感染するものが多いといわれてますが、感染率等は明らかではありません。

 

10) C型肝炎

 C型肝炎ウィルスの感染により、6ヶ月以上に渡り肝臓の炎症が続き、細胞が壊されていく症状です。自己症状が極めてわかりにくく、放置しておくと肝硬変や肝臓癌に進行していってしまう怖い病気の1つでもあります。しかしながら、現代医療技術によって治る病気とされていて、「21世紀の国民病」と呼ばれています。

 

急性肝炎

感染してから1〜6ヶ月の期間を経て、全身倦怠感、悪心、嘔吐のほか、濃い薄茶色のような褐色尿、黄疸症状で症状を感じ始める人がいます。劇症化しやすい症状ですので、このような症状があらわれたら、直ちに受診しましょう。

慢性肝炎

肝臓の炎症が6ヶ月以上続いている状態を、慢性肝炎と呼びます。

長い期間を得て、肝細胞が破壊されていきます。破壊された部分が硬くなり、次第に肝硬変から肝臓癌へ進行していきます。

静かに進行していく症状なので、気がついた時には肝硬変へ進行しているなどといった場合もあるので、刺青を入れたことがあったり、ピアスをあけたことがあり、感染の可能性のある方は、一度血液検査で明確にしておいた方がよいでしょう。

劇症肝炎

肝臓の機能が急激に低下し、意識障害などの危篤な状態になる症状です。この時に陥る意識障害を「肝性脳症」と呼び、ひどい場合には昏睡状態に陥る怖い症状です。

 

3. まとめ

性病は性感染症によって感染する症状のほか、生殖器に菌やカビが入り込みかかってしまう症状、医療ミスや母子感染でかかってしまう症状など様々でした。性病に感染した疑いがある場合は、迷わずにすぐ医療機関に相談するようにしましょう。すでに症状がはっきりしている場合は、医薬品を購入して使用する方法で治療すると良いでしょう。