個人輸入のメリットとデメリット

通常、心身の悩みや症状がある場合、病院などへ行き、専門家である医師に診察をしてもらえば、必要に応じて自分の症状に効く薬を処方してもらうことができます。
その場合、処方してもらう医薬品は、当然日本の厚生労働省に認可されたものですので、特に自分で考えることはなく、安心して使っている方がほとんどだと思います。

一方、AGAやED治療など、保険が適用されない自由診療で、長期間高額な医薬品を服用しなければならない場合や、病院に定期的に通院することが難しい場合、医師に自分の病気について相談しにくい場合など、医薬品を自分で自由に選んで購入したいというニーズもあります。

後者の場合の医薬品の入手手段としておすすめなのが、個人輸入です。

個人輸入のメリットとデメリットについてまとめました。

メリット

  1. 通院不要でプライバシーが守れる
    海外医薬品を海外から購入するので、医療機関に通う必要もありませんし、医師に自分の個人的な情報を話す必要もありません。
  2. 医薬品代金が安い
    海外では、まだ日本では流通していないジェネリック医薬品もすでに流通している場合がありますので、薬の金銭的負担を低く抑えることが可能です。
  3. 時間が節約できる
    薬は自宅まで配送されるので、病院で長く待つ必要も、病院まで通う必要もありません。

デメリット

1:服用に関しては自己責任

医師、つまり専門家の診断を受けないで薬を入手するので、服用することで予期していない副作用や効果が発生してしまう可能性があります。

2:日本人に合わない場合もある

海外の薬はその国に住む人を第一の対象として作られているので、生活習慣や体質の違う日本人には、薬の効果が強く出てしまったりすることがあります。

3:言語、文化の違いによるトラブルの可能性

薬の外箱や説明書はもちろん日本語では書かれていないので、適切な使用量を理解するのが難しい場合が多々あります。

4:適正な業務を行なっていない業者もいる

海外への輸出を行っている業者の中には、粗悪品や健康に害のある薬を正規品と偽って販売している業者もいるので注意が必要です。

通常、薬の素人には正規品と粗悪品を見分けるのは大変難しい場合がほとんどです。

メリットを最大限生かし、リスクを減らすポイント

個人輸入を初めて行う人は、まずこれまで医師に処方されていて効果のあった薬と全く同じ薬を購入してください。

そうすれば、身体へのリスクの少ない薬を安価に購入することができます。

また粗悪品などを扱う業者に出会わないためにも、インターネット上の口コミを活用して、良い評判を集めている業者を使うようにしてください。

海外からの個人輸入というと、少し難しいイメージがあると思いますが、実際には特に難しい手続きはなく、手軽に、そして何より安価に薬を入手することが可能です。