フォシーガ（Forxiga）

フォシーガの作用機序と効果

フォシーガの有効成分、ダパグリフロジン（Dapagliflozin）は、尿として糖の排泄を増やすことで結果として血液中の糖を減らす薬です。糖が血中に再吸収されるのを阻害するSGLT2阻害剤です。[1]

尿細管から血管へ糖を運ぶ役割をする「SGLT2」の働きを妨げることで、血管への糖の再吸収が抑えられ、糖の排泄を促進する効果があります。結果、血糖値を低下させる効果を示します。

ダパグリフロジンは、体重減少も期待できるのが特徴です。空腹時・食後の血糖コントロールを改善する効果があり、低血糖のリスクは低いため、肥満患者に適しているといわれています。[2]

フォシーガの服用方法

日本で承認されている用法用量（成人）を参照します。[3]

フォシーガを日本で購入する方法

フォシーガ（Forxiga）はアストラゼネカ（AstraZeneca）社が開発した糖尿病治療に用いられる先発薬です。日本では処方箋が必要な医薬品です。フォシーガは世界各国で承認されているので、海外の国から正規品を個人輸入で購入する場合には、処方箋は不要で通販することができます。ただし、他人へ転売・譲渡することはできません。個人輸入は自己責任で個人使用に限られます。

フォシーガの個人輸入

フォシーガを個人輸入する場合は正規販売元へ注文して、税関など個人輸入の手続きが必要となります。ベストお薬では個人輸入の手続きを代行しており、お客様にはお荷物の発送後追跡番号をご案内します。海外から発送されて届くまで、随時ご確認いただけますので安心してお待ちください。

禁忌と副作用について

禁忌：
この薬の成分に対し過敏症の既往歴のある人
重症ケトーシス、糖尿病性昏睡又は前昏睡の患者
重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある患者

フォシーガ（ダパグリフロジン）は、糖を尿として排泄を促す特徴から、性器感染（腟カンジダ症など）、尿路感染（膀胱炎など）、脱水、便秘、口渇、頻尿、尿量増加、陰部のかゆみなどが主な副作用として報告されています。異常があらわれたら使用をやめて、ただちに医師または薬剤師にご相談ください。[4]

併用注意の薬があります。服用中の薬がある方は必ず医師にご相談ください。

妊娠または授乳中の方は注意が必要です。必ず医師にご相談ください。

子どもの手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。

参照

[1] 処方薬事典 SGLT2阻害薬の解説

[2] フォシーガ錠 5mg,10mg

[3] 医療用医薬品 : フォシーガ

[4] フォシーガ錠5mg くすりのしおり : 患者向け情報