ミルタザピン錠（Mirtazapine)

著者 スワティ・プンド 薬学 博士 スワティ・プンド 薬学 博士 Ph.D.

ミルタザピンの効果とは

有効成分ミルタザピン（Mirtazapine）は、うつ病・うつ状態（気分の落ち込みや憂うつな気分が続く状態）の治療に効果がある薬です。[1]ミルタザピンの効果は服用して1.5時間後に最高になります。[2]

抗うつ薬は、服用を開始してもすぐに効果が現れませんが、継続して服用する必要があります。医師の指示に従い服薬を継続してください。自分の意思で、ミルタザピンをやめたいと中断したり、薬の量を増やしたり減らしたりしないでください。

ミルタザピンの服用方法

用法・用量

成人 – 初期用量はミルタザピン（Mirtazapine）を1日15mg、1日1回就寝前に服用します。通常、1日15〜30mgを、年齢、症状に応じ1日45mgを超えない範囲で適宜増減します。増量は1週間以上の間隔をあけて、1日用量として15mgずつ行われます。[3]

ミラ30（MIRA30）は、1錠ミルタザピン30mgです。初期用量は半錠で効果の確認をして医師の判断により増量の指示に従ってください。

ミルタザピン錠のジェネリックを通販・個人輸入

ミルタザピン錠のジェネリック薬は海外からの個人輸入により、処方箋不要で通販が可能です。ミラ30はSBS BIOTECH社（インド）の製造する製品です。

禁忌と副作用について

主な副作用；AST上昇 、 ALT上昇 、 体重増加 、 倦怠感 、 傾眠 、 浮動性めまい 、 頭痛 、 便秘 、 口渇 、 γ−GTP上昇

眠気やめまいがあらわれることがあるため機械や自動車の運転にはご注意ください。

参考：

[1] うつ病｜こころの病気を知る｜メンタルヘルス – 厚生労働省

[2] ノルアドレナリン・セロトニン作動性抗うつ剤 ミルタザピン錠

[3] 医療用医薬品 : レメロン

著者紹介： スワティ・プンド 薬学 博士 スワティ・プンド 薬学 博士は、学術・研究分野での確かな経験と、査読付き科学雑誌での出版、ファイザーなどの大手製薬会社での研究経験を有する薬学博士です。当ウェブサイトのすべてのページで専門知識を監修しています