バイアグラ100mg(オーストラリア版)（Viagra100mg）

著者 スワティ・プンド 薬学 博士 スワティ・プンド 薬学 博士 Ph.D.

シルデナフィルの作用機序と効果

バイアグラ100mg(オーストラリア版)の主成分である「シルデナフィル」は、「ホスホジエステラーゼ 5 型(PDE5)阻害薬」という種類に属する医薬品で、勃起不全（ED)の治療に使用される有効成分です。

シルデナフィルは、加齢や生活習慣などが要因の「器質性ED」、精神状態が要因の「心因性ED」など、あらゆる原因で起こるEDに対して高い有効性を発揮します。
さらに安全性の高さもあることから、発売以来、EDに悩む多くの男性から広く支持され続けています。

勃起のメカニズムには「環状グアノシン(cGMP)」と「PDE-5」という、２つの体内酵素の働きが関連しています。

cGMPは性的な刺激を受けると分泌され、血管を拡張して血流を促進させる働きがあります。これにより男性器への血液の流入を増加させて勃起を起こします。

PDE-5は通常、勃起状態が続いたままにならないようコントロールする酵素で、射精後に働きが最大になります。

ところが、EDや中折れになってしまう場合のほとんどは、PDE-5が通常より強く働きすぎてcGMPが分解されてしまうことで起こります。

シルデナフィルは、勃起を抑制するPDE-5の働きを妨げることで、血液中のcGMP濃度を高めます。cGMP濃度が高くなることで、陰茎内部にある海綿体の筋肉が緩まり、陰茎付近の血管が拡張して血液の流入量を増やします。
この作用によってスムーズな勃起を促します。

シルデナフィルは性的な興奮や刺激を受けて初めて勃起が起こるもので、飲むだけで勃起する薬ではありません。また、媚薬や精力剤のように性欲を増進させるものではありません。

服用後30分~1時間ほどで効果が現れ始めて最大になります。
効果の持続時間は服用後4〜6時間程度です。（効果には個人差があります。）

本製品はパッケージがリニューアルされた、オーストラリアとニュージーランドで販売されている商品です。
オーストラリア版の箱タイプは、アメリカ製のものと比較すると安価なため、初めてバイアグラを使用する方にもおすすめです。

参照：勃起不全男性のシルデナフィルの年齢別効力と安全性

＊ベターヘルスではシルデナフィルを配合したED治療薬を他にも多数取り揃えています。

シルデナフィルの服用方法

[成人の場合]

1日に1回、1回あたり25mg〜50mgを性行為の1時間ほど前、空腹時に服用してください。

[65歳以上の方、肝障害および重度腎障害（Ccr＜30mL/min）の方]

血漿中濃度の増加が認められているため、1回あたり25mgを服用開始用量としてください。

● 1日の服用は最大で1回までとし、連続して服用する場合は次回服用まで24時間以上の間隔を空けてください。
● 空腹時に服用するようにしてください。食後の服用では十分に効果を感じられない場合があります。
● 服用時のアルコール摂取はできるだけ控えてください。血行促進効果により、通常よりも酔いやすくなる可能性があります。

＊初めてバイアグラを使用する方や、シルデナフィルの含有量が多い錠剤を使用する方は、ピルカッターで錠剤をカットすることをおすすめしています。

バイアグラ100mg(オーストラリア版)の個人輸入

この製品は、オーストラリアのアスペン社が製造しています。ベストお薬は、国際的な基準に適合した施設で製造された、品質が保証されている正規医薬品をお客様にお届けします。

弊社は個人輸入のための海外医薬品サポートサービスです。お客様のご注文やお支払い、海外の業者との交渉、輸入や通関の代行などを行います。また、関連するサポートも行います。

シルデナフィルの禁忌と副作用について

シルデナフィルの服用は慎重に行う必要があります。禁忌事項および潜在的な副作用に関する知識を十分に理解した上で、服用を開始してください。

禁忌

● 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
● 硝酸剤あるいは一酸化窒素（NO）供与剤を投与中の患者
● 心血管系障害を有するなど性行為が不適当と考えられる患者
● 重度の肝機能障害のある患者
● 低血圧の患者又は治療による管理がなされていない高血圧の患者
● 脳梗塞・脳出血や心筋梗塞の既往歴が最近6ヵ月以内にある患者
● 網膜色素変性症患者
● アミオダロン塩酸塩（経口剤）を投与中の患者
● 可溶性グアニル酸シクラーゼ（sGC）刺激剤（リオシグアト）を投与中の患者

副作用

シルデナフィルには、一般的な副作用が存在します。また、まれに重篤な副作用が報告されています。

● 血管系：ほてり、潮紅、頻脈、動悸など
● 神経系：頭痛、めまい、興奮など
● 消化器系：胃もたれ、口の渇き、消化不良、腹痛など
● その他：発疹、筋肉痛、鼻炎、熱感など

稀に、次のような重大な副作用が起こることがあります。

● 硝酸薬との併用でおこる急激な血圧低下
● 持続勃起症

万が一、副作用や異常を感じた場合は、直ちに薬の服用を中止し、医療専門家への相談をお勧めします。

参照：

クエン酸シルデナフィル(バイアグラ)：薬物の相互作用 ・副作用

ED診療ガイドライン第3版：日本性機能学会・日本泌尿器科学会

medley：シルデナフィル

著者紹介： スワティ・プンド 薬学 博士 スワティ・プンド 薬学 博士は、学術・研究分野での確かな経験と、査読付き科学雑誌での出版、ファイザーなどの大手製薬会社での研究経験を有する薬学博士です。当ウェブサイトのすべてのページで専門知識を監修しています