センフォースD（Cenforce-D）

著者 スワティ・プンド 薬学 博士 スワティ・プンド 薬学 博士 Ph.D.

シルデナフィル + ダポキセチンの作用機序と効果

センフォースDは2つの有効成分「シルデナフィル」と「ダポキセチン」を組み合わせた、勃起不全と早漏のための治療薬です。1錠でEDと早漏の両方の悩みを改善してくれます。

[シルデナフィル]

シルデナフィルは、世界初のED治療薬「バイアグラ」の有効成分です。
「ホスホジエステラーゼ 5 型(PDE5)阻害薬」に属する医薬品で、高い有効性と安全性からEDに悩む多くの男性から支持されています。

勃起には、性的な刺激を受けると分泌される「環状グアノシン(cGMP)」という酵素と、「PDE-5」という酵素が関係しています。cGMPは血管を拡張して男性器への血液流入を増加させて勃起を促します。
PDE-5は勃起状態がずっと続いたままにならないようにする酵素ですが、EDに悩む多くの人の場合、PDE-5が強く働くことでcGMPが分解されてしまって勃起が起こりにくくなるのです。

シルデナフィルは、PDE-5の働きを妨げることでcGMPの血中濃度を高くします。この作用により、陰茎内部にある海綿体の筋肉を緩めて血管を拡げ、男性器に流れ込む血液量を増やします。そして、力強い勃起を促進します。

[ダポキセチン]

ダポキセチンは、早漏治療薬の「プリリジー」に使用されている有効成分です。「SSRI(セロトニン再取り込み阻害薬)」という種類に属する抗うつ剤の一種ですが、脳内の興奮を抑えるので早漏治療にも効果があります。

早漏の主な原因は、精神に安定をもたらす神経伝達物質の「セロトニン」が不足し、神経の興奮や緊張をもたらす「ノルアドレナリン」が過剰になることで起こるとされています。

ダポキセチンは、脳内のセロトニンの量を上昇させて精神状態を安定させます。これにより、ノルアドレナリンの働きが抑制され、性行為中の過剰な興奮や緊張を和らげ射精までの時間を約3～4倍ほど延長します。

＊ベストお薬では、早漏治療薬やED治療薬を他にも多数ご用意しています。

参照：ED診療ガイドライン第3版：日本性機能学会・日本泌尿器科学会

早漏に対するダポキセチン治療の臨床試験における進歩

センフォースDの服用方法

[成人の場合]

1日1回、1回25mg〜50mgを性行為の1時間ほど前の空腹時に服用してください。

● 1日あたりの服用は最大で1回までとしてください。次の服用までは24時間以上の間隔を空けてください。
● 空腹時に服用してください。食後の服用では効果を充分に感じられないことがあります。
● 服用後30分～1時間程度で効果があらわれ、最大となります。効果の持続時間は4～5時間程度です。（効果には個人差があります。）

＊初めて服用する方は、ピルカッターでカットして半錠から服用を開始することをおすすめしています。

センフォースDの個人輸入

この薬はインドのセンチュリオン ラボラトリーズ社が開発・販売しているジェネリック医薬品です。ベストお薬は、国際基準を満たした製造施設から、品質が保証されている正規医薬品をお客様にお届けしております。

※インドの医薬品産業についての情報は、インドの薬事業界をご覧ください。

弊社は、海外医薬品の個人輸入をサポートするサービスです。お客様のご注文に応じて、代金の決済や海外業者との契約、輸入や通関の手続きなどを代行させていただき、関連するサポートを行っています。

シルデナフィル + ダポキセチンの禁忌と副作用について

シルデナフィルとダポキセチンは、注意深く使用する必要がある薬です。服用する前には、禁忌や副作用の可能性を理解してください。

禁忌

● 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
● 硝酸剤あるいは一酸化窒素（NO）供与剤を投与中の患者
● 心血管系障害を有するなど性行為が不適当と考えられる患者
● 重度の肝機能障害のある患者
● 低血圧の患者又は治療による管理がなされていない高血圧の患者
● 脳梗塞・脳出血や心筋梗塞の既往歴が最近6ヵ月以内にある患者
● 網膜色素変性症患者
● アミオダロン塩酸塩（経口剤）を投与中の患者
● 可溶性グアニル酸シクラーゼ（sGC）刺激剤（リオシグアト）を投与中の患者
● 狭心症、重度の心筋梗塞・心臓弁膜症の方
● 不整脈（洞不全症候群・房室ブロック）の方
● 肝機能障害（中等度～重度）の方
● 立ちくらみや失神（起立性低血圧）の既往歴がある方
● うつ病・躁うつ病・てんかん等の精神疾患のある方
● 20歳未満の未成年
● 65歳以上の高齢者

副作用

センフォースDには次のような副作用が起こることがあります。

● 血管系：ほてり、頻脈、動悸など
● 神経系：めまい、頭痛など
● 消化器系：胃もたれ、口の渇き、消化不良、腹痛など
● その他：発疹、鼻炎、熱感、眠気など

服用している間に不調を感じたら、すぐに服用をやめて医師に相談してください。

参照：

医療用医薬品 : シルデナフィル

SSRI（選択的セロトニン再取り込み阻害薬）の解説：日経メディカル

medley：シルデナフィル

著者紹介： スワティ・プンド 薬学 博士 スワティ・プンド 薬学 博士は、学術・研究分野での確かな経験と、査読付き科学雑誌での出版、ファイザーなどの大手製薬会社での研究経験を有する薬学博士です。当ウェブサイトのすべてのページで専門知識を監修しています