クラバム ドライシロップ (Clavam Dry Syrup)
¥1,190
クラバム ドライシロップは「アモキシシリン」と「クラブラン酸カリウム」の2つの有効成分を配合しているペニシリン系抗生物質です。シロップタイプの薬となっており、小児の咽頭炎や気管支炎、中耳炎などの細菌性感染症の治療に主に使用されます。本製品はインドのアルケム・ラボラトリーズ社から製造販売されており、海外からの個人輸入で購入できます。有効成分の含有量はそれぞれ、アモキシシリン125mg、クラブラン酸カリウム31.25mgとなっており、内容量は1本30mlです。
アモキシシリン + クラブラン酸カリウムの作用機序と効果
クラバム ドライシロップに含有の主成分「アモキシシリン」と「クラブラン酸カリウム」は、それぞれペニシリン系抗生物質とβ-ラクタマーゼ阻害剤に分類される医薬品です。殺菌作用を持つ抗菌薬として、細菌性の感染症治療に幅広く使用されています。
感染症は、病原となる細菌が体内に侵入することで発症します。そして、腫れや化膿、それに伴う痛み、発熱といった症状が引き起こされます。
アモキシシリンは、ペニシリン系抗生物質の中でも殺菌力が高いとされており、細菌が生きるために必要な細胞壁の合成を妨げる作用があります。病原となる細菌を死滅させ、細菌の増殖を防ぐことで、発熱や腫れなどの症状を鎮めます。
クラブラン酸カリウムは、細菌が細胞壁を作るのに必要な「β-ラクタマーゼ」という酵素の働きを阻害する作用があります。細胞壁を作らせないようにブロックすることで、菌の増殖を阻止します。
これらの作用から、アモキシシリンとクラブラン酸の組み合わせは多くの種類の感染症に対する効果的な治療法とされており、また、作用の持続時間も長いことから、細菌性感染症の治療に広く使用されています。
有効菌種
本剤に感性の肺炎球菌(ペニシリンGに対するMIC≦2μg/mL)、インフルエンザ菌、大腸菌、ブドウ球菌属、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、クレブシエラ属、プロテウス属、バクテロイデス属、プレボテラ属(プレボテラ・ビビアを除く)
適応症状
表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、慢性膿皮症、中耳炎、副鼻腔炎、リンパ管・リンパ節炎、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、膀胱炎、腎盂腎炎、
参照:「β-ラクタム系」MSDマニュアル
「ペニシリン系」MSDマニュアル
*ベストお薬では、他にも抗生物質を取り扱っております。
アモキシシリン + クラブラン酸カリウムの服用方法
小児の場合、1日量として96.4mg(力価)/kg(クラブラン酸カリウムとして6.4mg(力価)/kg、アモキシシリン水和物として90mg(力価)/kg)を2回に分けて、12時間ごとに食事の直前に服用します。
尚、服用に際し医師から指示がある場合は、必ず指示にしたがって服用してください。
クラバム ドライシロップの個人輸入
アルケム・ラボラトリーズ社がインドで開発・販売するジェネリック薬です。ベストお薬は、国際的な品質基準をクリアした工場から、品質が保証されている正規医薬品をお客様にお届けします。
※インドの医薬品事情は、インドの薬事業界でご覧ください。
弊社は、海外医薬品の個人輸入をサポートするサービスです。お客様からのご依頼やお支払い、海外のパートナーとの連携、輸入や通関の代行などを行います。また、関連するサポートも提供します。
アモキシシリン + クラブラン酸カリウムの禁忌と副作用について
アモキシシリン + クラブラン酸カリウムを飲む前に、禁忌や副作用について以下のことを確認してください。
禁忌
● 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
● 伝染性単核症のある患者
● 本剤の成分による黄疸又は肝機能障害の既往歴のある患者
● 伝染性単核症の患者
原則禁忌
● ペニシリン系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者
副作用
アモキシシリン + クラブラン酸カリウムを飲んだ後、下記の副作用が起こる可能性があります。
● 過敏症:発疹、そう痒、発熱など
● 消化器症状:下痢、悪心、嘔吐、食欲不振など
● その他の症状:ビタミンK欠乏症状、口内炎、頭痛など
まれに重篤な副作用が下記のように起こることがあります。
● ショック、アナフィラキシー
● アレルギー反応に伴う急性冠症候群
● 中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑、急性汎発性発疹性膿疱症、紅皮症
● 顆粒球減少、血小板減少
● 肝障害、急性腎障害
● 大腸炎、偽膜性大腸炎、出血性大腸炎
● 間質性肺炎、好酸球性肺炎
● 無菌性髄膜炎
上記の症状や異常を感じたら、すぐに薬をやめて医師に相談してください。
参照:
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