イベルサン – イベルメクチン (Iversun)

著者 スワティ・プンド 薬学 博士 スワティ・プンド 薬学 博士 Ph.D.

イベルサンの効果

イベルサンの有効成分はイベルメクチン (Ivermectin)です。先発薬はMSD社の「ストロメクトール錠」で、イベルサンは同じ有効成分を主成分とするジェネリック医薬品です。

イベルメクチンは腸管糞線虫症や疥癬など、感染症治療に用いられ、寄生虫が麻痺を起こし死に至らせる効果があります。[1]

イベルメクチンはコロナ対策の治療薬として期待され、軽症〜中等症の患者を対象に日本で治験を実施中です。新型コロナウイルス感染症診療の手引きの日本国内で開発中の薬剤に掲載されています。[2]

イベルサンの服用方法

日本で承認されているイベルメクチン用量用法
・腸管糞線虫症：体重1kg当たり約200μgを2週間間隔で2回
・疥癬：体重1kg当たり約200μgを1回
空腹時に水とともに服用します。

イベルサンの個人輸入

インドのサンライズレメディーズ社の医薬品で日本では未発売です。海外で承認されている医薬品は、個人輸入の手続きで購入することができます。ベストお薬では、イベルサンの個人輸入の代行サービスを処方箋不要でご利用いただけます。

イベルメクチンの禁忌と副作用について

主な副作用として、吐き気、嘔吐、肝機能異常、かゆみ、発疹などが報告されています。安全性は高く確認されていますが、まれに重大な副作用が起こる可能性もありますので、異常が認められた場合は使用を中止して適切な処置を受けてください。

本剤の成分に過敏症のある方は使用できません。
妊娠中の服用の安全性は確立していません。
小児への安全性は確立していません。[3]

参照

[1[ 処方箋医薬品ストロメクトール錠3mg

[2] 厚生労働省新型コロナウイルス感染症診療の手引き第8.0版

[3] 医療用医薬品 : ストロメクトール

著者紹介： スワティ・プンド 薬学 博士 スワティ・プンド 薬学 博士は、学術・研究分野での確かな経験と、査読付き科学雑誌での出版、ファイザーなどの大手製薬会社での研究経験を有する薬学博士です。当ウェブサイトのすべてのページで専門知識を監修しています