ミノキシノム（Minoxynom）

著者 スワティ・プンド 薬学 博士 スワティ・プンド 薬学 博士 Ph.D.

ミノキシジルの作用機序と効果

有効成分ミノキシジル（Minoxidil）
・毛髪用薬（壮年性脱毛症における発毛と抜け毛の進行予防）
・血管拡張薬

ミノキシジルは1965年に降圧薬として開発された薬で、アメリカでは承認されていますが日本で内服薬は未承認です。皮膚や心臓などの血管を拡張する作用があります。

ミノキシジルを降圧薬として使用していた患者に毛深くなる副作用が現れたことから、血流の増加による発毛作用が認められました。発毛薬としては外用薬が1988年にアメリカFDAにより承認され、日本でも発売されています。

ミノキシジルの発毛効果は、毛の成長期期間の延長によって毛包が矮小化するのを改善すると考えられています。

ミノキシジルの服用方法

通常1日1回ミノキシジル5mgの服用が一般的です。ただし副作用との関係で半錠にカットして飲むことが指示されることもあります。必ず医師の指示に従い服用ください。

ミノキシノム（Minoxynom）の個人輸入

日本では外用薬ミノキシジルは承認されていますが内服薬は未認可で販売されていません。海外の医薬品を日本から個人輸入することで、処方箋不要で通販できます。ミノキシジルを主成分とするジェネリック薬であるミノキシノムはインドの医薬品製造会社ナイオミヘルスケア社の製品です。

ミノキシジルの禁忌と副作用について

未成年者の使用は認められていません。
本剤の成分にアレルギーがある人は使用できません。
妊娠中、授乳中の女性、心臓や腎臓に疾患がある人は使用できません。
現在服用中の薬がある方、治療中の方は必ず医師・薬剤師にご相談ください。

降圧薬でもあるミノキシジルには、頭痛、めまい、ふらつき、むくみなど、副作用が現れる可能性があります。必ず医師の指導のもとご使用ください。

参照：

ミノキシジルの発毛作用について

ミノキシジル 帝京大学医学部薬理学

一般用医薬品 : メディカルミノキシジル5％

Loniten® minoxidil tablets, USP

著者紹介： スワティ・プンド 薬学 博士 スワティ・プンド 薬学 博士は、学術・研究分野での確かな経験と、査読付き科学雑誌での出版、ファイザーなどの大手製薬会社での研究経験を有する薬学博士です。当ウェブサイトのすべてのページで専門知識を監修しています