シロムス(Siromus)
¥6,500 – ¥11,980
シロムスは有効成分シロリムスを含有する医薬品です。主に腎移植後の拒絶反応の防止や、血管腫、リンパ脈管筋腫症の治療に一般的に使用されます。また、老化の進行を遅らせる成分としても注目されています。日本では先発薬が「ラパリムス」として処方されています。本製品はインドのザイダス社により製造・販売されているジェネリック医薬品で、海外からの個人輸入で購入が可能です。有効成分シロリムスの含有量は1錠あたり1mg、1箱1シート6錠入りです。
生産国 : インド
出荷国 : インド
シロリムスの作用機序と効果
シロムスの主成分シロリムスは別名「ラパマイシン」としても知られています。シロリムスは「mTOR阻害剤」という種類に分類される薬で、免疫抑制剤の一つです。
免疫抑制効果と抗真菌作用があり、腎移植後に起こる拒絶反応を予防するのに一般的に使用されています。また、リンパ脈管筋腫症(LAM)・血管腫・血管奇形などの、難病とされる疾患の治療に対しても用いられます。
「mTOR」は、細胞の活性と成長や増殖を促進する酵素の一つです。タンパク合成促進、オートファジー(タンパク分解)抑制、脂質および糖質の代謝制御などをしながら、mTORは細胞を増殖させます。ところが、このmTORが異常活性すると細胞が異常に増殖します。そして腫瘍や病変を引き起こします。
シロリムス(ラパマイシン)は、異常に活性化したmTORの動きを抑制します。mTORの動きが弱くなると細胞の異常増殖は抑えられ、結果として腫瘍を縮小させたり、病状を改善をします。
さらに、シロリムス(ラパマイシン)はカロリー制限に似た効果もあらわし、あらゆる生物の寿命を延長させたという研究結果があります。歳をとると発症しやすくなる心臓病・
腎機能障害・ガンといった疾患の発症を遅らせ、それに加えて免疫低下・認知機能低下・筋力低下などの改善にも効果があるとされています。
老化の進行によって引き起こされる、さまざまな身体機能の低下を遅らせることができるので、アンチエイジングや健康寿命の延長に役立つとして期待されています。
参照:「老化研究の動態とその社会応用へ向けた研究の動きに関して アンチエイジングは実現可能か」日本農芸化学会
「難治性リンパ管疾患に対するシロリムス療法」:第16回 日本小児耳鼻咽喉科学会
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シロリムスの服用方法
シロリムスは症状により服用方法が異なります。
〈リンパ脈管筋腫症〉
成人の場合、1日1回、2mgを服用してください。
状態によって適宜増減しますが、服用量は1日1回、4mgを超えないでください。
〈難治性リンパ管疾患〉
体表面積が1.0m2以上の場合は2mg、1.0m2未満の場合は1mgを服用開始時の用量とします。1日1回服用してください。
以後、血中トラフ濃度や状態によって服用量を調節しますが、1日1回、4mgを超えて服用しないでください。
シロムスの個人輸入
該当の薬品は、インドのザイダス社によって製造・流通されるジェネリック医薬品です。私たちベストお薬は、国際基準を満たす製造施設を有する品質が保証されている正規医薬品をお客様へ供給いたします。
※インドの医薬品業界の詳細については、インドの薬事業界を参照してください。
当社は、海外医薬品の個人輸入に関する総合サービスを提供いたします。ご注文、決済、海外業者との取引、輸入や通関の手続き等の一連の流れを代行し、さらなる関連サポートも実施いたします。
シロリムスの禁忌と副作用について
シロリムスの服用を開始する前に、禁忌事項や潜在的な副作用に関する以下の情報を十分に確認してください。
禁忌
● 本剤は、本剤及び適応疾患に十分な知識を持つ医師のもとで使用すること。
● 本剤の投与により、間質性肺疾患が認められており、海外においては死亡に至った例が報告されている。投与に際しては咳嗽、呼吸困難、発熱等の臨床症状に注意するとともに、投与前及び投与中は定期的に胸部CT検査を実施すること。また、異常が認められた場合には適切な処置を行うとともに、投与継続の可否について慎重に検討すること。なお、小児に対する胸部CT検査の実施に際しては、診断上の有益性と被曝による不利益を考慮すること。
● 肝炎ウイルスキャリアの患者では、本剤の投与期間中に肝炎ウイルスの再活性化を生じ、肝不全から死亡に至る可能性がある。本剤の投与期間中又は投与終了後は、定期的に肝機能検査を行うなど、肝炎ウイルスの再活性化の徴候や症状の発現に注意すること。
副作用
シロリムスに関連して以下の主要な副作用が報告されており、発症するリスクが考えられます。
● 精神神経症状:頭痛、めまい、不眠症、感覚障害など
● 呼吸器系症状:上気道の炎症、呼吸障害、咳嗽など
● 感染症:鼻咽頭炎、気管支炎、胃腸炎、咽頭炎など
● その他の症状:疼痛、発熱、倦怠感、疲労感など
さらに、重篤な副作用も示されています。
● 間質性肺疾患、アナフィラキシー
● 消化管障害、体液貯留
● 進行性多巣性白質脳症、腎障害・・・など
これらの症状または反応が現れた場合、直ちに服用を停止し、医師の診断を求めてください。
参考:
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