ピラマルファーマ（Piramal Pharma Ltd.）

ピラマルファーマ社は、1984年にインドの大都市ムンバイに本社を構え設立され、現在は北米、欧州、アジアで事業を展開している大手製薬会社です。創薬・開発から原薬・医薬品の商業生産まで、医薬品のライフサイクル全体にわたって独自のサービスプラットフォームを提供しています。アメリカ、ヨーロッパ、日本などの規制機関からの認定を受け、世界各地にある開発センターと製造拠点では、700人以上の科学者が研究開発プログラムに従事しています。

ピラマル・ファーマ社の親会社であるピラマル・グループは2006年には、ファイザーのイギリスにおける製造施設であるモーペットを買収し、2007年にはメルク社と新薬の開発・創薬契約を結び、 2008年にはイーライリリー社と2度目の新薬開発契約を結ぶなど、欧米の製薬会社との取引を活発に行っています。

2011年にはアメリカのフォーチュン500誌で、インドの大企業トップ50にピラマル・ファーマ社がランクインし掲載されました。また、国連貿易開発会議（UN Conference on Trade and Development）の世界投資報告書2011では、ピラマル・ファーマ社は世界の医薬品受託製造業者トップ10の中で第5位にランクされています。