ブデサル吸入懸濁液（Budesal Respules Inhalation Suspension）

レボサルブタモール + ブデソニドの作用機序と効果

気管支拡張薬「レボサルブタモール」と吸入ステロイド薬「ブデソニド」を組み合わせた吸入用の配合薬です。

・レボサルブタモール

「β2-アドレナリン受容体作動薬」に属する薬で、気道の平滑筋をリラックスさせ、気道を広げます。その結果、呼吸がしやすくなり、発作時の息苦しさを速やかに和らげます。

・ブデソニド

吸入用コルチコステロイドに分類され、気道粘膜に直接作用して炎症（腫れや粘液分泌、過形成など）を抑えます。喘息の長期管理や慢性閉塞性肺疾患（COPD）の症状コントロールにおいて重要な役割を担います。

この2種類の成分が組み合わせることで、「炎症を抑える作用」と「気道を広げる作用」が同時に得られます。その結果、呼吸機能の改善、症状の緩和、発作の予防、さらには日常的な呼吸管理のサポートに有効です。

ブデサル吸入懸濁液の使用方法

本剤はネブライザー専用の吸入薬です。

症状の重さや治療方針に応じて、通常は1日2～4回 を目安に、必ず医師の指示に従って吸入してください。

ブデサル吸入懸濁液の個人輸入

ブデサル吸入懸濁液は、インドの製薬会社シプラが製造しているジェネリック医薬品です。

ベストお薬では、お客様のご希望に応じて、海外医薬品の個人輸入を代行するサービスを提供しております。ご注文からお支払い、輸入に関する手続きや通関、そしてお届けまでの流れを、当社が一括して代行いたします。

レボサルブタモール + ブデソニドの禁忌と副作用について

レボサルブタモール+ブデソニド配合剤は、有効な抗菌薬のない感染症や深在性真菌症の方、また本剤成分に対する過敏症（接触性皮膚炎を含む）の既往がある方には使用できません。

副作用として喉の刺激、咳、声のかすれ、頭痛がみられることがあり、体調の異変を感じた場合は速やかに医師の診察を受けてください。

参考：

医療用医薬品 : ブデソニド

レボサルブタモール – KEGG DRUG

ブデソニド：wikipedia