バスピン（Buspin）

ブスピロンの作用機序と効果

ブスピロンは非ベンゾジアゼピン系という種類に分類される抗不安薬です。主に全般性不安障害の治療に用いられます。

全般性不安障害は、理由なく漠然とした不安を抱え、感情コントロールができなくなってしまう病気です。常に緊張していたり、イライラ、恐怖、異常な疲労感など、あらゆる精神症状を引き起こします。酷くなると睡眠障害を併発したり日常生活にも大きな支障をきたします。

脳は過度なストレスを受けると、神経伝達物質のセロトニンを過剰に放出します。セロトニンが過剰になると、脳は不安を感じやすくなります。
ブスピロンは、脳内で5-HT1Aという受容体に作用し、セロトニン濃度を安定させます。これにより過剰な神経活動が抑えられ、不安障害の全般症状を改善します。また、不安や緊張を解消するので自然な睡眠を促し、睡眠障害の緩和にも効果をあらわします。

バスピンの特徴

従来のベンゾジアゼピン系の抗うつ薬（デパスなど）と比べると依存症リスクが低く、副作用も少ないので、安全性が高い薬とされています。その反面、ブスピロンは抗不安作用が現れるまで約2～4週間程度かかります。また、作用時間も比較的短く、1日3回程度の服用が必要とされています。

ブスピロンの服用方法

<成人>

1回あたり7.5mgを初回量として1日に2回服用します。あるいは、1回あたり5mgを1日に3回から服用を開始します。
服用を継続する場合は、2～3日ごとに5mgずつ増量し、症状が安定する服用量を維持量にしてください。1日の服用量は最大60mgまで増量可能です。

バスピンの個人輸入

この医薬品は、インドのインタスファーマ社により国際規格に従って製造され、市場へ供給されています。ベストお薬は、顧客の期待に応えるため、品質が保証されている正規医薬品を提供しています。また、海外製医薬品の個人輸入サービスでは、注文から支払い、輸入、通関までのプロセスを総合的にサポートしています。

ブスピロンの禁忌と副作用について

ブスピロンを摂取する前に、付属の説明書を注意深く確認し、服用してはならない条件や発生可能な副作用について理解しておくことが必須です。

禁忌

● 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

副作用

主に以下のような症状が副作用として現れることがあります。

● 吐き気、頭痛、めまい、集中力の低下など

まれに以下のような重篤な副作用が現れることがあります。

● 幻覚、セロトニン症候群、ショック、アナフィラキシー様症状

服用している際に何か異常を感じたら、直ちに医療機関に相談してください。

参照：

5-HT1A受容体部分作動薬ブスピロンの長期間慢性投与後の持続的5-ヒドロキシトリプタミン遊離阻害と抗不安様作用

ブスピロン：Wikipedia

ブスピロン：kegg