ユークロマプラスクリーム（Eukroma-Plus Cream）

ハイドロキノン＋トレチノイン＋フランカルボン酸モメタゾンの作用機序と効果

ユークロマプラスクリームは、強力な美白・美肌作用を持つ有効成分「ハイドロキノン」「トレチノイン」と、抗炎症作用のある「フランカルボン酸モメタゾン」を配合した、薬用美白美容クリームです。
シミ・肝斑・ニキビ跡の色素沈着・しわ・くすみなど、あらゆる肌トラブルを改善し、美肌へと導きます。

ハイドロキノン

非常に強力な美白効果を持つことから、「肌の漂白剤」とも言われます。
シミや色素沈着の原因となるメラニン色素を生成する酵素をブロックする作用があり、メラニン色素が過剰に生産されるのを防ぎます。
さらに、メラニンを生成するメラノサイト細胞を破壊してメラニン色素の量を根本的に減少させるので、シミやそばかすが新たに増えるのを防ぎます。
シミ・そばかす・肝斑の他にも、ニキビ跡や火傷による色素沈着にも効果を発揮します。

トレチノイン

ビタミンA(レチノール)誘導体として、ビタミンAの約50～100倍の浸透力があります。
肌の新陳代謝を活性化し、角質を取り除く作用があり、古い肌細胞を新しく生まれ変わらせ、皮膚深層にあるメラニン色素を外へと押し出すことで、既にあるシミを排出するほか、毛穴の詰まりを取り除きニキビ改善効果もあります。
また、コラーゲンやヒアルロン酸の分泌を促し、潤いとハリのある肌にしてくれることから、シワ改善にも期待ができます。

フランカルボン酸モメタゾン

皮膚の炎症を素早く鎮め、腫れや赤みなどを緩和するステロイド外用薬です。
ステロイド外用薬は作用の強さから5つのランクに分類され、最も強力な「1群」から最も弱い「5群」までに分かれます。フランカルボン酸モメタゾンは2群（非常に強力）に属しています。

参照：

効果的なシミの外用療法ートレチノイン療法を中心にー

＊トレチノインとハイドロキノンを併用することで、効果的にシミを改善する効果があります。ベストお薬ではシミに効果を発揮する美容スキンケア医薬品を他にもご用意しています。

ユークロマプラスクリームの使用方法

1日1〜2回、朝または夕、洗顔後に化粧水や乳液でしっかり保湿してから、適量を気になる部分に塗布してください。

• シミの部分にのみ塗布してください。クリームがはみ出た場合は、綿棒などで綺麗に拭き取ってください。
• 紫外線に当たるとメラニンの過剰生成により、シミが濃くなる可能性があります。日中の外出時は日焼け止めを塗るなど、必ず紫外線対策をしてください。
• 3ヶ月以上使用しても効果を実感できない場合、使用を中止してください。
• 傷や炎症のある箇所、目のまわり、粘膜には使用しないでください。

ユークロマプラスクリームの個人輸入

本製品はインドのヤシュファーマ社で製造・販売しています。

「ベストお薬」は、海外の正規品やジェネリック医薬品を個人輸入する際に、お客様の代わりに支払いから輸入、税関手続きまでをサポートするサービスです。世界各地のパートナーと連携し、お客様が手間をかけずに必要な医薬品を入手できるように助けます。

「ベストお薬」は、お客様が安心してご利用いただけるよう、本物の商品を保証する厳しい品質チェックを行っています。さらに、プライバシーを尊重し、商品が外から分からない包装でお届けされるため、配送過程でのプライバシーが守られます。

ハイドロキノン＋トレチノイン＋フランカルボン酸モメタゾンの禁忌と副作用について

ユークロマプラスクリームは、使用に際して注意が必要な薬です。服用する前に、禁忌や副作用のリスクを充分に理解してください。

禁忌

• 細菌・真菌・スピロヘータ・ウイルス皮膚感染症及び動物性皮膚疾患（疥癬、けじらみ等）
• 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
• 鼓膜に穿孔のある湿疹性外耳道炎
• 潰瘍（ベーチェット病は除く）、第2度深在性以上の熱傷・凍傷

副作用

ユークロマプラスクリームには次のような副作用が起こることがあります。

• 皮膚症状：刺激感、乾燥、皮膚の剥脱、紅斑、かゆみ、湿疹など

服用している間に不調を感じたら、すぐに服用をやめて医師に相談してください。

参照：

トレチノイン療法：東京大学形成外科

ハイドロキノン外用剤による色素沈着症の治療

トレチノイン：ウィキペディア