フェルトミッド(Fertomid)
¥790 – ¥4,990
フェルトミッド(Fertomid)は、不妊治療で使用される排卵誘発剤・抗エストロゲン剤「クロミッド」に配合されている有効成分クロミフェンクエン酸塩を含有するジェネリック医薬品です。「クロミッド」は、排卵障害にもとづく不妊症のほか、男性不妊の原因となる乏精子症の治療にも処方されます。
フェルトミッドの作用機序と効果
効果効能:排卵障害にもとづく不妊症の排卵誘発・乏精子症における精子形成の誘導
クロミフェンクエン酸塩(Clomifene Citrate):
脳内の排卵に関わる部位にはたらきかけることで女性ホルモンのバランスを調整し、卵巣を刺激して排卵を促す性質を持つ成分です。
フェルトミッドの服用方法
適応となる効果効能により用法用量が異なります。
必ず医師の指示に従い服用してください。
排卵障害にもとづく不妊症の排卵誘発:
第1クール5日間として、クロミフェンクエン酸塩を1日50mg服用します。
第1クールで無効の場合は1日100mgに増量し、さらに5日間服用します。
治療を始める1ヵ月前から治療期間中も継続して基礎体温を記録し、観察してください。
基礎体温が高温期に入ると排卵日を迎え妊娠する可能性があるため服用を中止します。
※自然出血(無排卵周期症)があった場合は、その5日目に服用を開始してください。
※1日服用量は100mg、服用期間は5日間を上限とします。
※3クールを終えた後も排卵性月経が全くみられない場合には、服用を中止してください。
乏精子症における精子形成の誘導:
1日おきにクロミフェンクエン酸塩1回50mgを服用してください。
フェルトミッドの個人輸入
フェルトミッド(Fertomid)は、インドのムンバイに本社がある製薬会社シプラ社のジェネリック医薬品です。日本では未承認のため販売していませんが、個人での使用を目的とした個人輸入で購入できます。
禁忌と副作用について
●視覚への副作用が表れる場合があります。本品を服用中は車の運転や機械の操作はしないでください。
●本品は、不妊治療の専門医師の指示のもとに使用してください。
●室温で保管してください。
下記に該当する方は、本品を使用しないでください。
●下垂体腫瘍など、頭蓋内に病変のある方
●妊娠中の方
●乳癌、子宮内膜癌などエストロゲン依存性悪性腫瘍のある方
●卵巣に腫大のある方
●肝障害または肝疾患のある方
●前立腺癌など、アンドロゲン依存性悪性腫瘍のある方
フェルトミッドの主な副作用:
吐き気・嘔吐、口の渇き、顔面紅潮、虚血性視神経症(視力・視野障害)、発疹、精神変調、AST上昇、ALT上昇、ビリルビン上昇、γ-GTP上昇などの副作用が報告されています。
本品を服用中に異常がみられた場合は、服用を中止しただちに適切な処置を受けてください。
参照:
男性不妊症治療に対するクエン酸クロミフェン療法の効果について
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