グラクソ・スミスクラインは、イギリスのロンドン・ブレントフォードに本社を置く多国籍製薬会社です 。
同社の歴史は、1715年にロンドンでシルベーナス・ビヴァンがプラウ・コート・ファーマシーという薬局を設立した時から始まります。
アメリカでは、1830年にジョン・K・スミスがフィラデルフィアにスミス・アンド・ギルバート薬局を開設し、徐々に事業規模を拡大させ、後にスミスクライン社に発展することになりました。
ニュージーランドのウェリントンでは、1873年にジョセフ・ネイサンによってグラクソの親会社が設立されました。
それから1世紀以上が経ち多くの新しい組織や合併を経て、主にはこれらの3つの企業が2000年に合併し、グラクソ・スミスクラインが設立されました。
2019年時点でフォーブスによると、ファイザー、ノバルティス、ロシュ、サノフィ、メルク&カンパニーに次ぐ世界第6位の製薬企業としてランクインしています。
イギリスのほか、アメリカ、ベルギー、中国に研究開発センターを持ち、医薬品、ワクチン、消費者向けヘルスケア製品の研究・開発・製造を行うグローバル事業を展開しています。
同社の製品には、主に片頭痛・心不全・がんの治療薬、A型肝炎・B型肝炎・百日咳のワクチンなどがあります。その他の製品としては、デンタルケア製品、市販薬、栄養ドリンク、禁煙製品などがあります。
製薬会社名 | グラクソ・スミスクライン(Glaxo Smith Kline) |
本社 所在地 | イギリス、ロンドン・ブレントフォード |
設立年 | 1830年 |
取締役 | Emma Walmsley |
公式サイト | https://www.gsk.com |
年間売上高 | 338億ポンド/ 約4兆7,000億円(2019年) |
従業員数 | 99,437 人(2019年 ) |