古代より麻がもつ性質について、中国、インド、ギリシャ、そしてその他ヨーロッパの国々では広く知られていました[1]。その当時、人々は麻の全ての部分を使用していました。茎は繊維状にされ、種はオイルの原料として、葉は食用として使用されていました。またその根茎は関節痛にも効果がある薬としても使用されていました。麻は宗教儀式や娯楽の目的でも使用されていました。その後、大麻草の研究が始まりました。20世紀に入ってから、科学者によって100を超えるカンナビノイドが発見されました。発見されたすべての物質に向精神薬作用があるわけではないということが分かりました。例えば、Cannabidiolには向精神薬のような作用はなく、むしろ様々な用途で使用でき、有益な特性を持っていることで知られています。
一般的に大麻自体は麻薬として認知されていますが、実はそれは大きな間違いです。誤解を解くために、それぞれの言葉の意味を見ていきましょう。大麻、カンナビノイド、CBD、それぞれが意味するところは一体何でしょうか?
CBDは1940年に発見された成分で、大麻のように、ハイになったり多幸感を得られるといった向精神作用はありません。数多くの臨床試験の結果、痙攣を始めとする発作、治療の際の痛み、精神不安といった症状に悩む方をケアし、その悩みの解決をサポートする効果があるとされています[3]。すべての医療用製品への、CBDの使用が認められているわけではありませんが、カンナビジオールを合法化する国の数は増加傾向にあります。現に、CBDは多くのヨーロッパの国々で承認されています[4]。 CBDオイルやその他CBD製品は、片頭痛やアルツハイマー病、てんかんを始めとする、重篤な疾患と闘っている方の痛みや悩みの解決をサポートする目的で使用されています[5]。
注意事項:WHOによるとCBDを摂取するにあたり依存性は生じません。実験用ネズミを使用した研究では、二週間CBDを与え続けた結果、カンナビノイドへの依存性は見られなかったとのことです[6]。 動物(9)、および人体(5)を対象としたその他14 件の研究でも、同様の結果が得られました。摂取した両対象共に、カンナビノイドへの依存行動を示さず、依存性を有すると判断できる結果はありませんでした[7]。
多くの国々では、医療目的でCBD使用することを合法化しています[4]。
日本は世界的に見ても、薬物規制が非常に厳しい国です。大麻取締法は大麻を所持したり、医療目的であってもそれを使用することを禁じており、違反した場合7年から10年の懲役刑となります。しかし大麻取締法では、CBDを始めとする麻の成分をベースとした食用製品と同様に、根茎や葉部分を食用に使用することは禁止していません[8]。CBDオイルドロップ、その他製品はいわゆるドラッグではなく、食品サプリメントです。このことから、カンナビジオール製品の購入に関して、法的な懸念を示す必要は全くありません。
しかし、購入に際し制限があります。
注意事項:CBDオイルやその他の製品は、THCを最低限まで抑えて抽出されたもので、製品内に含まれるTHC成分の量は、0.2%以下と微量です。このため、国連条約で規定されている禁止対象となる製品にCBDは含まれず、依存性のあるドラッグとしてはみなされていません。
当店では、スロベニアを拠点とするPharmaHemp社が製造しているCBD製品を扱っており、本製品は日本からの購入、そして配送が可能です[9]。ファーマヘンプ社は、有機栽培されかつ認証された麻を使用し製品を製造しています。どの製品にも向精神作用はありません。除草剤を使用せず、原料となる麻を栽培しているため、CBDオイルやその他製品には有害な薬は含まれていません。全ての製品が、ISO 22716:2007 (GMP基準に基づく)の認証取得をしています。同社が扱う製品には、0.2%以下の割合でのみTHCが含有されていることから、依存症状を引き起こすことはありません。自社だけでなく、それ以外の独立した研究施設でも、オイルやペースト、そしてリキッドタイプの製品に含有されるカンナビノイド濃度の検査を定期的に行っています。
PharmaHemp社は数多くのCBD製品を製造しています。濃度により商品のバリエーションがあります。
カンナビジオール製品の値段は有効成分の濃度と製品形態の二点で異なります。例えばCBDオイルは6000円~21600円の間で販売されており、CBDベイプは、リキッドの形態でもあることから4200円~9800円の間で値段が設定されています。
注意事項:CBDには推奨される使い方があります。実際に使用を開始する前に、使用に関する指示をお読みください。製造会社は、まず含有されるCBDの濃度が低いものから使用を開始し、その後、徐々に増やしていく方法を推奨しています。これは製品の働きをコントロールするもので、かつ身体にあらわれる不調を最小限に抑えるための方法です。
人体にはエンドカンナビノイドシステムという身体のホメオスタシス(恒常性)を保つシステムが存在しています。これは、カンナビノイド受容体とその合成物であるエンカンナビノイドから成ります。このシステムは全身に存在しており、睡眠、食欲、気分、健康サポート、記憶、痛みといった神経プロセスに深く関わっています[10]。植物由来のカンナビジオールの分子はエンドカンナビノイドに類似した構成を持っていることが特長で、人がCBDオイルあるいはCBD含有の製品を使用した場合、エンカンナビノイドシステムにCBDのカンナビジオールが合成し、恒常性を保つシステムを活性化させます。
CBDサプリの主要な使用感は以下の通りです。
これは、人間の健康とCBDがどのように関連づいているかを示す、エンカンナビノイドシステム受容体の間で行われる働きの一例です。
CBDを通販購入する方法とは?購入手順はいたってシンプルです。PharmaHemp社製のオイル、ペースト、その他CBD製品は合法的に購入することができます。当店のウェブサイト上から、注文と支払いが可能です。支払い完了後、商品が発送されご自宅に荷物が届きます。
購入手順:
カンナビジオール製品を使用する際、ごくまれに身体に不調を感じる場合があります。まず始めに、カンナビノイド不耐性の方、アレルギーのある方は絶対に使用しないでください。本製品は成分が胎児へ及ぼす影響について詳細に分かっていないことから、妊娠中の方の使用はおすすめしていません。
頭痛やめまい、倦怠感を含む身体の不調を感じる場合があります。しかし、どの不調に関しても、中程度で済む場合が殆どです。WHO(世界保健機関)によると、CBD製品を使用した方の内、6%の方が中程度の身体の不調を感じたと報告されています[11]。