ユークロマ（EUKROMA）

著者 スワティ・プンド 薬学 博士 スワティ・プンド 薬学 博士 Ph.D.

ハイドロキノン（Hydroquinone）の作用機序と効果

皮膚科用薬ハイドロキノン（ヒドロキノン）は、シミの原因であるメラニン色素の生成を抑える、また肌に沈着したシミを薄くさせる効果があります。

ハイドロキノン（Hydroquinone）の使い方

通常は、シミの部分に1日2回（朝晩）洗顔後に塗布します。

紫外線によりかえってシミが濃くなる可能性もあるため、朝の場合は必ず日焼け止めを塗り、紫外線対策が大切です。

また、美容クリニックや皮膚科では、トレチノインという薬とハイドロキノンを組み合わせて使う漂白療法が行われています。

手順は、洗顔→化粧水→ビタミンＣローション→トレチノイン→ハイドロキノン→日焼け止めの順で塗るのが基本とされています。

ハイドロキノン（Hydroquinone）の禁忌と副作用について

主な副作用は、肌の赤みや炎症、白斑（はくはん）が報告されています（ただし濃度5%程度までのハイドロキノンでは報告されていません）。ハイドロキノンの強い刺激が原因で発生するもので一時的と言われますが、酷い場合には使用を中止して医師の診察を受けましょう。

ユークロマ（EUKROMA）の通販・個人輸入

ハイドロキノン（Hydroquinone）4%クリーム、ユークロマ（EUKROMA）はインドの製薬会社Yash Pharmaが製造・販売しています。海外の医薬品はご自身で使用する分に限り個人輸入で通販が可能です。

参照

トレチノインによるシミの治療の原理

シミはどこまできれいになるか？その理論と実際（治療編）

わたしの名医

DRUG: ヒドロキノン

著者紹介： スワティ・プンド 薬学 博士 スワティ・プンド 薬学 博士は、学術・研究分野での確かな経験と、査読付き科学雑誌での出版、ファイザーなどの大手製薬会社での研究経験を有する薬学博士です。当ウェブサイトのすべてのページで専門知識を監修しています