イトロタブ(Itrotab)
¥4,390 – ¥8,350
イトロタブ(Itrotab)は抗真菌薬イトラコナゾール(Itraconazole)を1カプセルあたり100mg含む、カビの育成・増殖を阻害する薬です。白癬症やカンジダ症などの感染症治療薬として日本で販売されている「イトリゾール」と同じ有効成分が配合されたジェネリックです。
イトラコナゾールの作用機序
イトラコナゾール(Itraconazole)は、トリアゾール系抗真菌薬の一種で、真菌(カビ)の細胞膜に作用して増殖を防ぐ、抗真菌作用を示します。
イトラコナゾールの効果と服用方法
イトラコナゾールは真菌(カビ)の感染により引き起こされる病気に効果があります。用量・用法は症状、年齢により適宜増減されます。必ず、担当医の指示に従って服用します。
効果のある菌種:皮膚糸状菌(トリコフィトン属、ミクロスポルム属、エピデルモフィトン属)、カンジダ属、マラセチア属、アスペルギルス属、クリプトコックス属、スポロトリックス属、ホンセカエア属
■内臓真菌症(深在性真菌症)
真菌血症、呼吸器真菌症、消化器真菌症、尿路真菌症、真菌髄膜炎
通常、大人は1日1回イトラコナゾール100〜200mg食後すぐに服用します。
ただし、イトラコナゾール注射剤からの切り替えの場合、1回200mgを1日2回(1日合計400mg)食後すぐに服用します。
■深在性皮膚真菌症
スポロトリコーシス、クロモミコーシス
通常、大人は1日1回イトラコナゾール100〜200mgを食後すぐに服用します。1日最高用量は200mgです。
■表在性皮膚真菌症(爪白癬以外)
白癬(体部白癬、股部白癬、手白癬、足白癬、頭部白癬、ケルスス禿瘡、白癬性毛瘡)
カンジダ症(口腔カンジダ症、皮膚カンジダ症、爪カンジダ症、カンジダ性爪囲爪炎、カンジダ性毛瘡、慢性皮膚粘膜カンジダ症)
癜風、マラセチア毛包炎
通常、大人は1日1回イトラコナゾール50〜100mgを食後すぐに服用します。
ただし、爪カンジダ症・カンジダ性爪囲爪炎は、1日1回イトラコナゾール100mgを食後すぐに服用。1日最高用量は200mgです。
■爪白癬(パルス療法)
通常、大人は1回イトラコナゾール200mgを1日2回(1日400mg)、食後すぐに服用します。1週間服用して、その後は3週間休薬します。1週間服用+3週間休薬を3サイクル繰り返します。
イトラコナゾールジェネリックの通販・個人輸入
イトラコナゾールのジェネリック薬イトロタブ(Itrotab)はインドのヒーリングファーマ社が製造しています。海外で承認されている正規医薬品は、個人輸入の手続きで通販できます。
イトラコナゾールの禁忌と副作用について
併用禁忌の薬:ピモジド、キニジン、ベプリジル、トリアゾラム、シンバスタチン、アゼルニジピン、ニソルジピン、エルゴタミン、ジヒドロエルゴタミン、エルゴメトリン、メチルエルゴメトリン、バルデナフィル、エプレレノン、ブロナンセリン、シルデナフィル(レバチオ)、タダラフィル(アドシルカ)、スボレキサント、イブルチニブ、チカグレロル、ロミタピド、イバブラジン、ベネトクラクス、ルラシドン塩酸塩、アナモレリン塩酸塩、フィネレノン、アリスキレン、ダビガトラン、リバーロキサバン、リオシグアト
肝臓又は腎臓に障害のある方で、コルヒチンを投与中の方は、本剤を併用できません。
本剤の成分に過敏症のある方は服用をお控えください。
妊娠している方、重篤な肝疾患を患っている方は禁忌です。
そのほかにも併用注意の薬があります。服用中の薬がある方、治療中の方は、必ず医師の指示に従ってください。
主な副作用は、浮腫、発疹、鼻炎、過敏症、血管浮腫、不整脈、心室性期外収縮、房室ブロック、動悸、狭心症発作、徐脈などが報告されています。
参照
イトラコナゾールカプセル50mg「SW」の基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)
イトラコナゾールカプセル50mg「SW」 | 今日の臨床サポート
イトリゾールカプセル50の基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)
トリアゾール系抗真菌薬(内服薬・注射剤)の解説|日経メディカル処方薬事典
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