プレトズ（Pletoz）

著者 スワティ・プンド 薬学 博士 スワティ・プンド 薬学 博士 Ph.D.

シロスタゾールの作用機序と効果

シロスタゾールは、血液凝集を防ぐ作用、抗血小板作用および血管拡張作用を示し、血流を改善するはたらきがあります。

主に、脳梗塞の再発抑制、慢性動脈閉塞症の潰瘍・疼痛・冷感等の虚血性諸症状の改善などに使用されます。抗血小板薬の中でも比較的、出血を起こしにくい医薬品として知られており、非心原性脳梗塞の治療での第1選択薬の1つとしても評価されています。

シロスタゾールの服用方法

[成人]

通常、1回あたり100mgを1日2回服用します。

用量は年齢・症状により適宜増減されます。

プレトズの個人輸入

プレトズはインドの製薬会社シプラが製造する正規医薬品です。

ベストお薬では海外で承認されている医薬品の個人輸入における手続きを代行するサービスをご利用いただけます。国内で通販するように日本語で手軽に購入できます。個人輸入した製品は自宅で受け取れます。

シロスタゾールの禁忌と副作用について

禁忌

以下に当てはまる方はこの薬を使用できません。

・妊婦および産婦
・本剤の成分に対しアレルギー症状が出たことがある方

・出血している場合

・うっ血性心不全の患者

月経期間中の女性は出血が助長される可能性があります。

高齢者のかた、冠動脈狭窄を合併する患者、糖尿病あるいは耐糖能異常を有する患者、持続して血圧が上昇している高血圧の患者、腎機能障害患者、肝機能障害患者は服用に注意が必要です。

副作用

シロスタゾールの主な副作用：

頭痛、頭重感、発疹、皮疹、そう痒感、動悸、頻脈、ほてり、心房細動、上室性頻拍、上室性期外収縮など

重篤な副作用：

出血、消化管出血、十二指腸潰瘍、胃潰瘍、心筋梗塞、狭心症、心室頻拍、脳出血、頭蓋内出血、肺出血、鼻出血、悪心、嘔吐、意識障害、片麻痺、血小板減少、汎血球減少、無顆粒球症、間質性肺炎、発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多、黄疸、急性腎障害、うっ血性心不全、眼底出血、肝機能障害、AST上昇、ALT上昇、Al−P上昇、LDH上昇

そのほかにも異常を感じたら服用を中止し、直ちに医師・薬剤師に相談してください。

参照：

PLETOZ Tablets

医療用医薬品 : プレタール (プレタールOD錠50mg 他)

シロスタゾール錠100mg「トーワ」の基本情報

著者紹介： スワティ・プンド 薬学 博士 スワティ・プンド 薬学 博士は、学術・研究分野での確かな経験と、査読付き科学雑誌での出版、ファイザーなどの大手製薬会社での研究経験を有する薬学博士です。当ウェブサイトのすべてのページで専門知識を監修しています