ザイロリック（Zyloric）
¥2,490 – ¥4,990
ザイロリック（Zyloric）は、世界中で広く使用されている高尿酸血症治療剤です。有効成分としてアロプリノールを含有し、通風発作の予防や高尿酸血症の改善、高血圧症に対して効果が認められています。
アロプリノールの作用機序と効果
効果効能：痛風、高尿酸血症を伴う高血圧症
有効成分：アロプリノール（Allopurinol）
プリン体から尿酸を生成する酵素キサンチンオキシダーゼにはたらきかけ、その活性を阻害することで尿酸の生成を抑制し、尿酸値を低下させる作用を持つ成分です。この効果により体内の組織や関節に尿酸結晶がたまり痛みを引き起こす通風の発作を抑えます。
アロプリノールの服用方法
通常、成人はアロプリノールとして、1日の量200～300mgを2～3回に分けて食後に服用してください。
●飲み忘れた場合は、思い出した時点ですぐに服用してください。ただし、次の服用時間が近い場合は1回分を飛ばし、2回分をまとめて服用することは避けてください。
●血中尿酸値を測定しながら服用してください。
●治療初期の1週間は、1日のアロプリノール服用量は100mgまでとすることが推奨されています。
●年齢や症状により服用量は適宜増減する必要があります。医師の指示に従って服用してください。
ザイロリックの個人輸入
ザイロリック（Zyloric）は、英国発の世界的製薬会社グラクソ・スミスクライン（GSK）社の医薬品です。本製品は日本では未承認のため販売されていませんが、個人で使用する目的に限り、個人輸入で購入できます。
アロプリノールの禁忌と副作用について
●本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある方は、本剤を服用できません。
●本剤を服用している間は、尿量を増やすために水分を多くとるようにしてください。成人の場合、1日の尿量2リットル以上が望ましいとされています。
●高齢の方、肝疾患のある方、腎機能障害のある方は、本剤の服用に際し注意が必要です。服用前に医師にご相談ください。
●妊婦または妊娠の可能性のある方、授乳中の方は、服用は避けることが推奨されています。医師の診断により、治療上の有益性が危険性を上回るとされた場合にのみ服用してください。
●高温多湿、直射日光を避け、子どもの手の届かない場所に室温で保存してください。
ザイロリックの主な副作用：発疹、食欲不振、胃部不快感、軟便、下痢、全身倦怠感、脱毛など
まれに重大な副作用として、中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、はく脱性皮膚炎などの皮膚障害、過敏性血管炎といった症状があらわれる場合があります。本剤を服用中に体の異常を感じた場合は、服用を中止し、ただちに医師の診察を受けてください。
参照：
ザイロリック錠100の基本情報（薬効分類・副作用・添付文書など）｜日経メディカル処方薬事典
レビュー
レビューはまだありません。