ナトコ・ファーマは1981年にインド南部の都市、ハイデラバードで設立された製薬会社です。インド全土にグローバルスタンダードを満たす6つの製造施設と、新薬開発などの機能を持つ近代的な研究所を有しています。新薬の研究開発、医薬品原薬(API)、製剤の製造までのプロセスを全て総括的に運営する製薬会社です。
特に、腫瘍学、神経学、中枢神経系の医薬品に重点を置いており、品質、性能、信頼性が高く評価されています。2016年にインフルエンザ治療薬「タミフル」のジェネリック医薬品が世界で初めてアメリカのFDAから承認されたことで、日本でも知られるようになりました。
ナトコ・ファーマは、世界約50カ国に原薬と製剤を輸出しています。カナダ保健省、アメリカFDA(米国食品医薬品局)、ドイツ保健省、欧州の GMP(医薬品の製造管理及び品質管理基準)、その他世界各国の衛生行政部の基準に準拠した高品質で費用対効果の高い医薬品を製造販売しています。
ナトコ・ファーマは「インド国立証券取引所(NES)」に上場している企業です。
同社の品質への取り組みは、ISO 9000(品質管理)、ISO 14000(環境管理)、ISO 50001(エネルギー管理)、OHSAS 18001(安全および労働衛生)の認証を含む、グローバルな環境、品質、安全基準からの認証に反映されています。
製薬会社名 | ナトコ・ファーマ(Natco Pharma) |
本社 所在地 | インド、ハイデラバード |
設立年 | 1981年 |
取締役 | Rajeev Nannapaneni |
公式サイト | https://www.natcopharma.co.in |
年間売上高 | およそ2億6,200万ドル |
従業員数 | 5000人 |