ダパベル(Dapavel)
¥1,290 – ¥2,990
ダパベルは有効性分「ダパグリフロジン」を主成分として含有している医薬品です。血糖値を下げる効果があることから、糖尿病治療の薬として使用されています。先発薬は「フォシーガ」として処方されており、本製品はインドのインタス ファーマ シューティカルズ社からジェネリック医薬品として製造・販売されています。本製品は海外からの個人輸入で購入できます。ダパグリフロジン含有量は1錠あたり5mgと10mgの2種類があり、内容量はどちらも1シート10錠、1箱10錠入りです。
ダパグリフロジンの作用機序と効果
ダパベルの有効成分「ダパグリフロジン」は「選択的SGLT-2阻害薬」という種類に属する医薬品です。血液中の過剰な糖を排出して血糖値を下げる作用があり、糖尿病治療のために使用されています。
糖尿病は血糖値をコントロールすることができず、血中のブドウ糖が過剰な状態になります。そして、血糖値が高い状態が長く続くと血管が傷つけられ、症状が進行すると心不全や腎臓病といった命に関わる深刻な合併症を引き起こしてしまいます。
ダパグリフロジンは、腎臓で糖の取り込みを行う「SGLT-2」というタンパク質の働きを妨げることで、尿から排泄される糖が再び体内へと吸収されるのを防ぎます。そして、そのまま尿として糖を体外へ排泄させます。この作用により体に吸収される糖の量が減り、血糖値を下げるのに効果を発揮します。
また、体内の糖の量が減ることから食事制限をしなくても糖質制限に似た効果があり、結果として減量やダイエットにも効果があると期待されています。
ダパグリフロジンによる糖の排出量は1日あたり約200~500kcalとされており、お茶碗1杯分のご飯相当の糖分吸収が抑えられます。そして、1か月間継続して服用することで、約1~2kgの体重減少が期待できるとされています。
ダパグリフロジンはインスリンと関係なく血糖値を下げます。そのため、インスリン製剤よりも低血糖になるリスクが比較的低いとされています。また、適応範囲が広く、2型糖尿病、1型糖尿病の他にも慢性心不全や慢性腎不全の治療にも使用されます。
参照:
「糖尿病を伴わない肥満患者におけるナトリウム-グルコース共輸送体-2 (SGLT2) 阻害剤の体重減少効果: 系統的レビュー」(英語)
「CKD治療におけるSGLT2阻害薬の適正使⽤に関する recommendation」⽇本腎臓学会
*ベストお薬では「フォシーガ」をはじめ、糖尿病のお薬をお取り扱いしております。
ダパグリフロジンの服用方法
ダパグリフロジンの服用方法は、症状によって下記の通り異なります。
【2型糖尿病】
成人の場合、1日に1回、1回あたり5mgを服用します。効果不十分な場合は、経過を十分に観察しながら1日に1回、1回あたり10mgに増量することができます。
【1型糖尿病】
インスリン製剤との併用において、成人の場合、1日に1回、1回あたり5mgを服用します。効果不十分な場合には、経過を十分に観察しながら1日に1回、1回あたり10mgに増量することができます。
【慢性心不全、慢性腎臓病】
成人の場合、1日に1回、1回あたり10mgを服用します。
※ダイエット目的での服用の場合、1日に1回、5mgの服用で効果があるとされていますが、服用に関して医師に相談し、適正量を服用してください。
ダパベルの個人輸入
ダパグリフロジンは、2021年9月から日本でも糖尿病がない腎臓病患者の治療薬として保険適用されるようになりました。しかし、この薬は処方箋が必要で、一般の薬局では買えません。
ベストお薬では、ダパグリフロジンのジェネリック医薬品である「ダパベル」の個人輸入をサポートしています。
ダパグリフロジンの禁忌と副作用について
ダパベルを使用する前に、禁忌や副作用のリスクを確認してください。
禁忌
● 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
● 重症ケトーシス、糖尿病性昏睡又は前昏睡の患者
● 重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある患者
副作用
ダパグリフロジンには副作用があり、次のような症状が出ることがあります。
● 感染症:性器感染(腟カンジダ症等)、尿路感染(膀胱炎等)
● 腎臓症状:頻尿、尿量増加など
● その他の症状:倦怠感、体重減少、便秘、食欲減退など
さらに、重篤な副作用として、まれに以下のような症状が起こることがあります。
● 低血糖
● 腎盂腎炎、外陰部及び会陰部の壊死性筋膜炎(フルニエ壊疽)、敗血症
● 脱水
● ケトアシドーシス
これらの症状や異常に気づいたら、すぐに服用をやめて医師に相談してください。
参考:
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