フルボキシン(Fluvoxin)
¥8,590 – ¥13,590
フルボキシン(Fluvoxin)は有効成分フルボキサミン(Fluvoxamine)を主成分とした抗うつ薬で、選択的セロトニン再取り込み阻害剤 (SSRI) に分類されます。主にうつ病治、強迫性障害、不安障害などの治療に用いられています。先発薬は日本で「ルボックス」や「デプロメール」という名前で処方されており、本品はサン・ファーマシューティカル・インダストリーズ社(Sun Pharmaceutical Industries Ltd)によって製造販売されているジェネリック医薬品です。本品は海外からの個人輸入で購入可能です。フルボキサミン含有量は1錠あたり50mgと100mgからお選びいただけます。内容量は1シートあたり10錠です。
フルボキサミンの作用機序と効果
フルボキサミン(Fluvoxamine)は選択的セロトニン再取り込み阻害剤 (SSRI)に分類される抗鬱薬です。鬱病はセロトニンなどの神経伝達物質の働きが脳内で弱くなることで、意欲低下、悲壮感、不安感などの症状があらわれます。脳内のシナプスから放出された神経伝達物質は、受容体に結合することによって情報伝達されますが、この時、放出された神経伝達物質の一部はシナプスへ再び取り込まれます。フルボキサミンは、この再取り込みを阻害することによりセロトニンの量を調節し、鬱症状の改善に作用します。フルボキサミンは鬱、強迫性障害、パニック障害、不安障害などの症状の治療に用いられます。
フルボキサミンの服用方法
・成人【うつ病・うつ状態、強迫性障害、社会不安障害】
フルボキシン(Fluvoxin)をフルボキサミン(Fluvoxamine)として、初期用量は1日50mgとして服用してください。その後、1日あたり150mgまで増量し、1日2回に分けて服用します。
服用量は年齢や症状に応じて適宜増減します。
・小児【強迫性障害】
8歳以上の小児に対し、フルボキシン(Fluvoxin)をフルボキサミン(Fluvoxamine)として1日に1回、25mgを就寝前に服用開始します。その後、1週間以上の間隔をあけてから1日50mgを1日2回、朝と就寝前に服用します。
年齢や症状に応じて1日に150mgを超えない範囲で服用量を増減しますが、増量は1週間以上の間隔をあけ、1日の服用量として25mgずつ行ってください。
参照:デプロメール錠25
フルボキシン(Fluvoxin)の個人輸入
フルボキシン(Fluvoxin)およびフルボキサミンを含む製品は個人輸入で入手することが可能です。但し、代行サイトを通じて購入する場合には、製品の正規性やフルボキシンの副作用に関する情報を十分に把握することが必要です。
フルボキサミンの禁忌と副作用について
フルボキシン(Fluvoxin)の禁忌と副作用を以下に示します。
禁忌
● 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
● モノアミン酸化酵素(MAO)阻害剤(セレギリン塩酸塩、ラサギリンメシル酸塩、サフィナミドメシル酸塩)を投与中あるいは投与中止後2週間以内の患者
● ピモジド、チザニジン塩酸塩、ラメルテオン、メラトニンを投与中の患者
副作用
フルボキシンを服用すると、以下の副作用が起こることがあります。
● 吐き気、嘔吐、便秘、下痢、食欲不振、口渇
● 眠気、めまい、ふらつき、頭痛、不随意運動、開口障害
● 不安、記憶減退、イライラ、興奮、混乱
● 過敏症、蕁麻疹、
● 震え、体が固くなる、発汗、発熱、下痢、頻脈など
重大な副作用として、以下のような症状が起こることがあります。
● 痙攣、せん妄、錯乱、幻覚、妄想
● 意識障害
● ショック、アナフィラキシー
● セロトニン症候群、悪性症候群
● 白血球減少、血小板減少
● 肝機能障害、黄疸
● 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)
これらの症状や異常が現れたら、服用をやめて医師に相談してください。
参照:
SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)の解説:日経メディカル
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