テルマヒールAM（Telmaheal AM）

著者 スワティ・プンド 薬学 博士 スワティ・プンド 薬学 博士 Ph.D.

テルミサルタン・アムロジピンベシル酸塩の作用機序と効果

テルマヒールAMに含有の有効性分「テルミサルタン」と「アムロジピンベシル酸塩」は共に、血圧をコントロールして高血圧を改善させる医薬品です。それぞれ異なる作用があり、2種類の成分を組み合わせることによって血圧を下げます。

テルミサルタン：

「アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬」に分類される医薬品です。血管を収縮させる体内物質の「アンジオテンシンⅡ」の働きを抑える作用があり、血管の収縮を防ぎます。これにより血管を広くし、水分や電解質が調整され血圧を降下させます。また、心臓病や腎臓病にも効果を発揮するとされています。
他の「アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬」と比較すると、咳の副作用やその他の副作用も比較的少なく、長期維持療法に対しても適しています。

アムロジピンベシル酸塩：

アムロジピンは、「持続性Ca拮抗薬」という種類に分類される薬です。血管壁の細胞内にカルシウムが流入することを防ぎ、血管を広げて血流を改善します。これにより血圧を下げる効果をあらわします。比較的安全性が高く、効き目が良く、また、血糖・尿酸・脂質などに影響しないことから、高血圧に対する第一選択薬の一つとして年齢を問わず幅広く使用されます。

＊ベストお薬では、高血圧薬を他にも取りそろえております。

参照：「テルミサルタン・アムロジピンベシル酸塩錠」医薬品インタビューフォーム

テルミサルタン・アムロジピンベシル酸塩の服用方法

成人の場合は、1日に1回、1錠（40mg / 5mgまたは80mg / 5mg）を服用してください。

ただし、本剤は高血圧治療の第一選択薬として用いないでください。

服用に際し医師からの指示がある場合は、必ず指示に従って服用してください。

テルマヒールAMの個人輸入

この製品は、インドのシプラ社が世界の基準に従って作ったジェネリック医薬品です。ベストお薬は正規の品質が保証されている正規医薬品を保証しており、お客様に安心してお使いいただけます。

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テルミサルタン・アムロジピンベシル酸塩の禁忌と副作用について

テルマヒールAMには、下記の禁忌や副作用があります。服用する前に、必ず確認してください。

禁忌

● ジヒドロピリジン系化合物に対し過敏症の既往歴のある患者
● 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
● 妊婦又は妊娠している可能性のある女性
● 胆汁の分泌が極めて悪い患者又は重篤な肝障害のある患者
● アリスキレンフマル酸塩を投与中の糖尿病患者（ただし、他の降圧治療を行ってもなお血圧のコントロールが著しく不良の患者を除く）

副作用

テルマヒールAMを服用すると、下記の副作用が起こることがあります。

● 過敏症：湿疹、発疹、蕁麻疹など
● 神経系症状：めまい・頭痛・眠気など
● 消化器系症状：逆流性食道炎・腹痛・下痢など
● その他症状：耳鳴、眼痛、目のチカチカ感など

さらに、まれに下記の重篤な副作用が起こることがあります。

● 血管浮腫
● 高カリウム血症
● 腎機能障害
● ショック、失神、意識消失
● 劇症肝炎、肝機能障害、黄疸
● 低血糖
● アナフィラキシー
● 間質性肺炎
● 横紋筋融解症
● 無顆粒球症、白血球減少、血小板減少
● 房室ブロック

服用している間に、上記の症状や異常に気づいたら、すぐに服用をやめて医師に相談してください。

参照：

医療用医薬品 : テルミサルタン

医療用医薬品 : アムロジピン

ウィキペディア：テルミサルタン

著者紹介： スワティ・プンド 薬学 博士 スワティ・プンド 薬学 博士は、学術・研究分野での確かな経験と、査読付き科学雑誌での出版、ファイザーなどの大手製薬会社での研究経験を有する薬学博士です。当ウェブサイトのすべてのページで専門知識を監修しています