プロギノバ（PROGYNOVA）

著者 スワティ・プンド 薬学 博士 スワティ・プンド 薬学 博士 Ph.D.

プロギノバの作用機序と効果

有効成分エストラジオール吉草酸エステル（Estradiol Valerate）は、体内でエストラジオール（月経周期に伴って分泌量が変動するホルモン）に代謝されます。エストラジオールは女性性器（子宮など）の機能の発現および維持をつかさどるホルモンで、女性の身体の各部分にみられる特徴の発現をさせるはたらきがあります。

効果・効能

無月経、月経周期異常（稀発月経・多発月経）、月経量異常（過少月経、過多月経）、月経困難症、機能性子宮出血、子宮発育不全症、卵巣欠落症状、更年期障害、不妊症

プロギノバの服用方法

毎日できるだけ同じ時間に1錠を水で服用します。食前食後はどちらでも構いません。継続して毎日休まず服用します。

もしも飲み忘れた場合は、24時間以内であれば出来るだけ早めに1錠を服用します。次の服用はそれまでと同じタイミングで摂取してください。

プロギノバの個人輸入

プロギノバ（PROGYNOVA）はドイツに本部を置く国際的な製薬会社バイエルの商品です。日本では未発売の商品ですので、海外からの個人輸入によって購入することができます。個人輸入は処方箋不要ですが、自己責任となりますのでご留意ください。

禁忌と副作用について

妊婦・産婦は使用できません。その他にも近畿や注意事項がございますので必ず医師の指示に従ってください。

副作用は主に過敏症 、 発疹 、 精神障害再発 、 高カルシウム血症 、 ナトリウム貯留 、 体液貯留 、 消退出血 、 不正出血 、 経血量変化 、 乳房痛 、 乳房緊満感などが報告されています。重要な作用として血栓症があります。

参照：

持続性卵胞ホルモン製剤エストラジオール吉草酸エステル

エストラジオールとは

処方薬事典ペラニンデポー筋注10mgの基本情報

著者紹介： スワティ・プンド 薬学 博士 スワティ・プンド 薬学 博士は、学術・研究分野での確かな経験と、査読付き科学雑誌での出版、ファイザーなどの大手製薬会社での研究経験を有する薬学博士です。当ウェブサイトのすべてのページで専門知識を監修しています