ZBDプラス

アルベンダゾール＆イベルメクチンの作用機序と効果

アルベンダゾールとイベルメクチンはどちらも、駆虫薬として寄生虫の駆除に使用される医薬品です

[アルベンダゾール]

アルベンダゾールは、寄生虫の細胞骨格を構成する微小管（チューブリン）の合成を阻害し、既存の微小管を破壊することで機能を失わせます。その結果、寄生虫は栄養の吸収能力を失い、数日をかけて死滅します。線虫類（回虫、鞭虫、鉤虫など）や条虫類に対して幅広い抗寄生虫作用を示します。

[イベルメクチン]

イベルメクチンは、寄生虫の神経筋接合部におけるグルタミン酸誘導性チャネルを活性化させることで、神経伝達を過剰に抑制し、麻痺を引き起こします。この麻痺が致死的な影響を及ぼし、寄生虫を駆除します。主に糞線虫（腸管糞線虫症）、疥癬、オンコセルカ症、鞭虫症、回虫症、フィラリア症などの治療に用いられます。

ZBDプラスの服用方法

[成人]

アルベンダゾールは、1日600mg（1回200mgを3回）を食事と一緒に服用します。
28日間連続で服用し、その後14日間の休薬期間を設けてください。
但し、年齢や症状によって増減することがあります。

イベルメクチンは、体重毎の1回あたりの投与量が異なります。

（体重1kgあたり、イベルメクチンとして約200μgを1回の投与量とします）

・体重15〜24kgの場合：3mg投与

・体重25〜35kgの場合：6mg投与

・体重36〜50kgの場合：9mg投与

・体重51〜65kgの場合：12mg投与

・体重66〜79kgの場合：15mg投与

・体重80kg以上の場合：体重1kg当たり（イベルメクチンとして）約200μgで投与量を算出

服用に関して、医師からの指示がある場合は指示に従ってください。

ZBDプラスの個人輸入

ZBDプラスは、インドの大手製薬会社のヒーリングファーマ社が製造しているジェネリック医薬品です。

ベストお薬では、海外医薬品の個人輸入を代行するサービスを提供しております。ご注文からお支払い、輸入に関する手続きや通関、そしてお届けまでの流れを、当社が一括して代行いたします。

アルベンダゾール＆イベルメクチンの禁忌と副作用について

妊娠中、または妊娠の可能性がある方や、これまでにアルベンダゾールやイベルメクチンの成分で過敏症を経験した方は、本剤を使用できません。

使用中に吐き気やめまい、頭痛、発疹などの症状が現れることがあり、ごくまれに肝機能に異常をきたす場合もあります。服用後に少しでも体調の異変を感じた場合には、ただちに服用を中止し、速やかに医療機関に相談してください。

参考：
駆虫剤 アルベンダゾール錠

駆虫薬（イベルメクチン）の解説：日経メディカル

エスカゾール錠200mg：medley