シプラは1935年にインドのムンバイで設立された、インドを代表する大手製薬会社です。シプラはケンブリッジ大学で博士号を取得したユスフ・ハミード博士により設立され、以来、世界の人々の命を救うために貢献してきた製薬会社です。世界にエイズが蔓延していた時代、アフリカなどの貧しい国では先進国が開発したHIV治療薬が高額すぎて購入できずに命を落とす人が多数いました。シプラはそのような状況を打開するために、ジェネリック医薬品をインドで生産し、開発途上国の多くの数百万人の人々に提供して救命活動を行なってきました。
シプラが生産するジェネリック医薬品は、アメリカやヨーロッパにも多く輸出され、承認基準が厳しいWHO-GMP(医薬品の国際標準品質規則)、米国食品医薬品局(FDA)や、イギリスの医薬品・医療製品規制庁(MHRA) に承認された医薬品を多数有し、世界150カ国以上の国々に輸出しています。
シプラは主に抗癌剤、抗生物質、呼吸器・心血管疾患・関節炎・糖尿病・うつ病などへの1500種類以上の治療薬を製造販売しています。
製薬会社名 | シプラ (Cipla) |
本社 所在地 | インド、ムンバイ |
設立年 | 1935年 |
取締役 | ユスフ・ハミード博士(Dr.Y K Hamied) |
公式サイト | https://www.cipla.com |
年間売上高 | およそ325億ドル (2020年) |
従業員数 | 20000人 |